領収書を取得する手順
方法は2つあります。
どちらも公式に案内されているものです。
ただし契約した経路によって、取得できる場所が変わります。
先に自分がどれに当てはまるかを確認してください。
詳しくはアプリから契約している場合で説明します。
方法1:自動で届くメールから取得する
課金のたびに、登録している請求先メールアドレスへ領収書が自動送信されます。
件名は「Your receipt from Anthropic」です。
メールが見当たらないときは、この件名で検索してください。
迷惑メールフォルダに入っていることもあります。
方法2:管理画面からダウンロードする(Pro・Max)
- ブラウザで claude.ai にアクセスしてログインする
- 右上のアイコンから「設定(Settings)」を開く
- 「Billing」を選ぶ
- 取得したい請求の行にある「View」をクリックする
- 請求書が表示されたら、PDFをダウンロードする
過去の請求分もこの画面から一覧で確認できます。
Teamプランの場合
組織のオーナーが「Organization Settings > Billing」からダウンロードします。
請求書は組織の請求先メールアドレスにも自動送信されます。
なお請求先メールアドレスの変更にはサポートへの問い合わせとオーナーの承認が必要で、画面から自分では変えられません。
APIを使っている場合
APIとConsoleの支払いは、チャットのサブスクリプションとは請求が完全に別建てです。
Claude Consoleの「Settings > Billing」にある「Invoice history」から取得します。
購入のたびに登録メールアドレスへも自動送信されます。
画面に出てこない古い請求書は、サポートへの問い合わせが必要です。
claude.ai の Settings > Billing(サブスク分)と、Claude Console の Settings > Billing(API分)です。
片方だけ取って経費処理すると、金額が合わなくなります。
「領収書」と「請求書」は同じ書類を指している
Anthropicの画面では英語表記が混在しています。
メールは receipt(領収書)、管理画面は invoice(請求書)です。
| 呼び方 | どこで出てくるか | 中身 |
|---|---|---|
| Receipt(領収書) | 自動送信メールの件名 | 支払いが完了したことの通知 |
| Invoice(請求書) | Settings > Billing の一覧 | 金額・期間・税額が載ったPDF |
| Tax Qualified Invoice | 2026年4月1日以降の請求 | 登録番号と消費税額が入った適格請求書 |
経費精算で必要になるのは、通常いちばん下の適格請求書です。
日本の会社に提出するなら、メールの通知文ではなく管理画面からダウンロードしたPDFを使ってください。
過去の分をまとめて取得したいとき
Settings > Billing には過去の請求が時系列で並びます。
1件ずつ「View」を開いてPDFを保存する形になり、一括ダウンロードのボタンは用意されていません。
件数が多いときは、メールを「Your receipt from Anthropic」の件名で検索したほうが早い場合もあります。
ただし前述のとおり、経費処理に使うなら管理画面のPDFを取得してください。
API分について、画面に表示されない古い請求書が必要な場合は、サポートへの問い合わせが必要だと公式に案内されています。
宛名は後から変えられない
ここが実務で最も重要な点です。
公式ヘルプに「支払い済みの請求書について、確定した請求書の情報を編集する方法はない」と明記されています。
Anthropicの社内チームであっても、再発行や修正はできないと書かれています。
「あとで会社名を入れてもらおう」は通用しません。
会社名で領収書を出す方法
宛名の設定は、支払い方法を追加または更新するタイミングで行います。
- 設定 > Billing を開く
- 支払い方法を追加、または既存の支払い方法の「Update」を選ぶ
- 「Use a different name on invoices」のチェックボックスをオンにする
- 請求書に記載したい名称(法人名など)を入力する
これでカードの名義とは別の名前を請求書に載せられます。
Teamプランも同様に、Organization Settings > Billing から設定します。
請求先住所は税額の計算に直結する
公式ヘルプは「請求先住所によって、購入時の税金の計算方法が決まる」と明記しています。
住所は「製品を受け取る主たる事業所」を示すべきとされています。
日本の住所を登録していれば消費税10%の対象になります。
| プラン | 住所を更新する場所 |
|---|---|
| Pro / Max / セルフサーブのTeam | Settings > Billing → 支払い方法の右の「Update」 |
| 営業経由のTeam / Enterprise | Settings > Billing → Billing Addresses(即時反映) |
| API(セルフサーブ) | Claude Console の Settings > Billing → カード横の鉛筆アイコン |
| API(契約) | Claude Console → Settings → Billing Addresses |
法人番号や税務IDを登録したい場合は、Claude Consoleの「Settings > Organization」から tax または VAT ID を入力できます。
インボイスと消費税10%の扱い
2026年4月1日から、日本のユーザーへの請求に消費税10%が別途加算されています。
日本のインボイス制度(適格請求書等保存方式)では、仕入税額控除を受けるために、登録番号が記載された適格請求書の保存が必要です。
海外のサービスは登録していないことも多いのですが、Claudeについては次のとおり整備されています。
| 項目 | 公式に書かれている内容 |
|---|---|
| 開始日 | 2026年4月1日から |
| 税率 | 10% |
| 対象 | すべてのプラン価格に加算(除外プランの記載なし) |
| 適用範囲 | 2026年4月1日以降のすべての請求 |
| 事業者登録 | Anthropicは適格請求書発行事業者として登録済み |
| 登録番号 | T7700150134388 |
| 発行される書類 | Tax Qualified Invoice(適格請求書) |
登録番号は国税庁のサイトで確認できる
公式ヘルプも「国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで確認できる」と案内しています。
実際に照会すると、次の内容が公表されています。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 登録番号 | T7700150134388 |
| 氏名または名称 | Anthropic, PBC |
| 登録年月日 | 令和8年2月17日 |
| 所在地 | 251 Little Falls Drive, Wilmington(米国デラウェア州) |
国税庁の公表サイトから誰でも照会できるので、経理の確認資料として使えます。
仕入税額控除について公式が書いていること
公式ヘルプの記載は次のとおりです。
- 消費税の課税対象となる法人顧客は、Anthropicの適格請求書を用いることで仕入税額控除を受けられる
- 個人の顧客は仕入税額控除を受けられず、消費税を自身で負担する
実際に控除できるかどうかは、自社が課税事業者かどうか、帳簿と請求書の保存要件を満たしているかなど、個別の条件によります。
公式ヘルプ自身も「消費税の取り扱いについては自社の税務担当者に相談すること」と案内しています。
判断に迷う場合は顧問税理士か所轄の税務署に確認してください。
2026年3月以前の請求書は扱いが違う
見落とされがちですが、経理処理に直結する点です。
Anthropicの登録日は2026年2月17日、課税の開始は2026年4月1日です。
公式が明記しているのは「2026年4月1日以降の請求に消費税10%を加算する」という点なので、2026年3月31日以前の請求書には消費税が加算されていません。
公式ヘルプは課税の開始日を示しているだけで、3月以前の請求書に登録番号を載せていたかどうかまでは書いていません。
手元の請求書PDFを実際に開いて、登録番号の記載があるか確認してください。
記載がなければ、その分は適格請求書として扱えません。
年度をまたぐ経理処理では、同じサービスなのに請求書の内容が変わる点に注意してください。
3月決算や4月決算の法人では、同じ期の中に「登録番号なしの請求書」と「適格請求書」が混在します。
経費精算の際は、どちらの期間の分かを確認してください。
プラン別の支払い方法
プランによって使える手段が違います。
特にPro・Max・Teamは銀行振込に対応していない点が、法人の稟議で問題になりやすいところです。
| プラン | 使える支払い方法 | 銀行送金(ACH) | 通貨 |
|---|---|---|---|
| Pro / Max(Webから契約) | クレジットカード、デビットカード | 不可 | USD |
| Pro / Max(アプリから契約) | App Store・Google Playの決済手段 | 不可 | ストア側に依存 |
| Team | クレジット、デビット、プリペイドカード | 不可(ACHなどは非対応と明記) | USD |
| API(前払いクレジット) | クレジットカードで前払い購入(オートリロード可) | 不可 | USD |
| API(月次請求の契約) | カードのほかACH銀行送金も可 | 可 | USD |
| Enterprise(セルフサーブ) | クレジット、デビット、ACH銀行送金 | 可 | USDのみ |
| Enterprise(営業経由) | カード、ACH、invoicing(請求書払い) | 可 | 複数通貨に対応 |
これらを法人契約する場合は、法人カードの用意が前提になります。
公式ヘルプに「営業経由(sales-assisted)の請求で5万ドル以上のものは、銀行送金(ACHまたはwire)のみ利用できる」と明記されています。
ただし同じページに「カード払いの例外は担当者に申請できる」とも書かれているため、絶対に不可能というわけではありません。
大口契約でカード決済を前提に稟議を通す場合は、事前に担当者へ確認してください。
公式ヘルプに「クレジットは購入から1年で失効する」「すべてのクレジット購入は返金不可」と明記されています。
使い切れる見込みの分だけ購入してください。
なお、失敗したリクエストには課金されません。
対応しているカードブランド(JCBが使えるかなど)は公式に一覧が公開されていません。
「credit or debit cards」という表記のみで、ブランドの明示がないため、このページでは断定しません。
請求はドル建て、消費税だけ円建て
「日本円で払えますか」という質問への答えは、少し複雑です。
公式FAQには「請求通貨は変更されない。消費税額は適格請求書上で日本円で表示される」と明記されています。
Pro・Max・Team・セルフサーブのEnterpriseはUSD建てです。
営業経由で契約するEnterpriseだけは複数通貨に対応していますが、一般的な利用では該当しません。
| 項目 | 通貨 |
|---|---|
| 本体価格(Pro $20 など) | 契約時の通貨のまま(通常はUSD) |
| 消費税10% | 日本円で請求書に表示 |
| 実際の引き落とし額 | カード会社の為替レートで換算される |
つまり、USD建ての契約では1枚の請求書の中でドルと円が混在します。
本体価格はドル、消費税は円という非対称な形です。
実際にカードから引き落とされる金額は、決済時のレートとカード会社の海外事務手数料によって変わります。
この海外事務手数料は2024年前後から各社が引き上げており、現在は3%台が主流です。
たとえば楽天カードは3.63%(税込)、三井住友カードもVisa・Mastercardで3.63%です(2024年11月1日から。それ以前は2.20%でした)。
そのため表示価格をそのまま円換算した額よりも数%高くなります。
会計上は、カード明細に記載された日本円の金額を使うのが一般的です。
同じPro(月20ドル)でも、為替が動けば毎月の引き落とし額は変わります。
年間の予算を立てるときは、円安方向に振れた場合も見込んでおいてください。
プラン別の円換算はClaudeの料金プラン完全ガイドのシミュレーターで、為替レートを変えながら試算できます。
年払いに切り替えるときの精算
月払いから年払いへの切り替えは、画面から自分で行えます。
- Settings > Billing を開く
- Proの横にある「Adjust plan」を選ぶ
- 「Get Pro annual plan」をクリックする
- 年額を確認する
- 「Confirm subscription」で確定する
切り替えたときの扱いは公式に明記されています。
- 月払いの未使用期間分は、最初の年額請求書にクレジットとして自動で計上される
- そのクレジットは請求書上に独立した行として表示される
- 次回の請求日は切り替えた日から1年後になる
Teamプランで期の途中にシートを増減した場合は、日割りで即時に精算されます。
年払いは前払いなので、切り替える前に使い方が固まっているかを確認してください。
解約と返金
解約の手順
| 環境 | 手順 |
|---|---|
| Web・デスクトップアプリ | Settings > Billing →「Cancel」 |
| iOS | 右上のイニシャル → Billing → Manage subscription(またはApple側の解約手続き) |
| Android | 右上のイニシャル → Billing → Manage subscription(またはGoogle Play側の解約手続き) |
解約は現在の請求期間の終わりに反映され、それまでは有料プランを使い続けられます。
次回の課金を止めたい場合は請求日の24時間前までに解約してください。
返金の考え方
公式の原則は「利用規約に明示されている場合や法律で求められる場合を除き、すべての支払いは返金されない」です。
| ケース | 公式の記載 |
|---|---|
| 申請方法 | アカウント設定のヘルプメニューから「Claude Refund Request」を選ぶ |
| EEA・英国 | 購入から14日以内に返金を受けられる場合がある(利用分に応じて按分) |
| 日本 | 明記なし(14日返金はEEA・英国のみ記載) |
| iOSで購入 | Appleのサポートへ直接連絡 |
| Androidで購入 | 有効な契約はAnthropicサポート、過去分はGoogleサポート |
| 支払い係争中 | チャージバック等が進行中は返金処理不可 |
日本のユーザー向けの14日返金は公式に書かれていません。
「原則として返金されない」を前提に契約してください。
アプリから契約している場合
App StoreやGoogle Play経由で契約している場合、扱いが変わります。
公式ヘルプに「支払いはApp StoreまたはGoogle Playが処理し、支払い方法と領収書はアプリストアのアカウントで管理する」と書かれています。
領収書はApple・Googleの側から取得することになり、返金の窓口もそちらになります。
そして重要な点として、アプリストア経由で契約した場合に適格請求書がどう発行されるかは、AnthropicにもApple・Googleにも明確な記載が見つかりませんでした。
プラットフォーム側の課税の扱いに依存するため、このページでは断定しません。
経費処理やインボイス対応を確実にしたいなら、アプリ内課金ではなく claude.ai(Web)から直接契約するのが安全です。
すでにアプリで契約している場合は、いったん解約してWebで契約し直すという選択肢もあります。
経費精算での実務的な進め方
ここまでの内容を、実際の作業手順としてまとめます。
個人名で受け取った過去分の扱いは、勤務先の経理担当に確認してください。
チェックリスト
- 契約経路を確認する:アプリ内課金だとAnthropicの管理画面に請求書が出ません
- 宛名を設定する:Settings > Billing →「Use a different name on invoices」に法人名を入力
- 請求先住所を日本にする:住所によって税額の計算方法が決まると公式に明記されています
- 請求書PDFを保存する:Settings > Billing →「View」からダウンロード
- APIを使っているなら Console 側も取得する:サブスクとは請求が別建てです
- 2026年3月以前の分は登録番号の有無をPDFで確認する:課税開始は4月1日からです
アカウントを分けて管理するかどうか
個人利用と業務利用を1つのアカウントで兼ねていると、経費にできる分とできない分が混ざります。
業務で使う分の請求書を明確にしたい場合は、業務用のメールアドレスで別のアカウントを作るほうが管理は楽になります。
ただしTeamプランは最低2シートからで、シートを増減した分は日割りで即時精算されます。
ひとりで使う目的でTeamを契約すると、必要のないシート分まで支払うことになります。
料金体系の比較はClaudeの料金プラン完全ガイドにまとめています。
よくある質問
- Claudeの領収書はどこで取得できますか?
- claude.ai にログインし、設定 > Billing から「View」をクリックするとPDFで取得できます。
課金のたびに「Your receipt from Anthropic」という件名でメールも届きます。 - 領収書の宛名を会社名に変えられますか?
- 支払い方法を登録・更新する時点であれば設定できます。
設定 > Billing で「Use a different name on invoices」にチェックを入れ、法人名を入力してください。
すでに確定した請求書は編集できません。 - インボイス(適格請求書)に対応していますか?
- 対応しています。
Anthropicは2026年2月17日に適格請求書発行事業者として登録しており、登録番号はT7700150134388です。
2026年4月1日以降の請求では Tax Qualified Invoice が発行されます。 - 登録番号は国税庁で確認できますか?
- できます。
国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで「T7700150134388」を照会すると、Anthropic, PBC として公表されています。 - Claudeの料金は日本円で払えますか?
- Pro・Max・Teamは米ドル建てのままです。
ただし消費税額だけは日本円で請求書に表示されます。
実際の引き落とし額は、カード会社の為替レートと海外事務手数料(現在は3%台が主流)によって決まります。 - 銀行振込(請求書払い)はできますか?
- Enterpriseプランと、月次請求の契約をしているAPIアカウントで可能です。
Pro・Max・Teamはカード払いのみで、ACHなどの銀行送金には対応していないと公式に明記されています。 - 2026年3月以前の請求書はどう扱えばいいですか?
- 3月31日以前の請求書には消費税が加算されていません。
課税が始まったのは2026年4月1日からです。
登録番号が記載されているかは請求書PDFを実際に開いて確認してください。
記載がなければ適格請求書としては扱えません。 - 年払いに切り替えると、月払いの残りはどうなりますか?
- 未使用分は最初の年額請求書にクレジットとして自動計上され、請求書上に別行で表示されます。
次回の請求日は切り替えた日から1年後になります。 - 他のAIツールの領収書も同じように取得できますか?
- サービスごとに手順もインボイス対応の状況も異なります。
当サイトではChatGPTの料金やGitHub Copilotの料金でも、それぞれの料金体系を解説しています。
複数のAIツールを併用している場合は、サービスごとに登録番号の有無を確認してください。 - JCBカードは使えますか?
- 公式には対応ブランドの一覧が公開されていません。
「クレジットカードまたはデビットカード」という記載のみのため、このページでは断定を避けています。
実際に登録して確認するか、サポートに問い合わせてください。
請求全般=有料プラン請求のFAQ/Team=Teamプラン請求のFAQ/API=APIの領収書について・APIの支払い/請求先住所と税=住所と税額計算/消費税=日本の顧客向け消費税に関するお知らせ/Enterprise=Enterpriseの請求/年払い切替=月払いから年払いへの変更/Enterpriseの支払い方法と通貨=Enterpriseプランとは/APIの銀行送金=カードが承認されない場合/解約=解約方法/返金=返金の申請。
登録番号は国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで照会しました。
対応カードブランドの一覧、適格請求書PDF上での登録番号の記載位置、年払いの途中解約時の返金可否、アプリストア経由契約時のインボイス発行方法、営業経由Enterpriseが対応する通貨の具体的な種類は、いずれも公式に記載がないため本ページでは書いていません。
海外事務手数料の水準は楽天カードのFAQおよび三井住友カードの公表値(2024年11月1日改定)で確認しました。
手数料はカード会社ごとに異なるため、ご自身のカードの規定をご確認ください。
消費税の取り扱いについては、公式ヘルプ自身が自社の税務担当者への相談を案内しています。
控除の可否など個別の判断は、顧問税理士または所轄の税務署にご確認ください。
当ページは毎月同じ基準で再調査し、確認日を明記して更新します。